微 熱
熱のこもった室内。
吐き出される熱い吐息。
合わされたその場所からも高まる微熱。
何度も深く内を抉るように出入りを繰り返す硬い凶器。
まるで頭の芯まで融けてしまうようなその感覚と快楽。
熱い掌が小麦色の肌の上をゆったりと滑って行く。
そうじゃなく。
もっと激しく。
そこでなく。
こっちを…。
緩やかな行為に焦れた身体は腰に両足を絡めて強請ってしまう。
突然激しく突き入れられる。
痺れるような快感。
口唇からこぼれ出る声はよりいっそう甘く。
長く尾を引きながら合わせた口唇に吸い込まれて行く。
絡み合う舌先が互いの鼓動を伝え合う。
ドクドクと。
いつもよりも速いテンポを刻みながら。
流れ出る汗が球になって落ちて行く。
溢れ出る下肢の雫と共に。
内に吐き出される体液を伴うように。
互いが交じり合ってシーツの中に消えてゆく。
すべる身体に縋り付くと更に強く抱きしめられる。
あいつを求める自分と。
俺を求めるあいつと。
いつしかひとつに融け合って熱い塊となる。
TheEND
2002/07/27脱稿
入稿して1週間が経ちました。そろそろ新作?とか
思ってはいても、なんとなくコピー誌でもう1本書い
ちゃおうかなぁ〜とか、出来もしないことを考えて見
たりして…。
んで、とりあえずショートショートをここにUP!ね。
ちょっと頭がカラなんで、今はこれが精一杯だわ…。
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