Persona
夜がやってくる。
闇に閉ざされた夜が。
昼に被った仮面を脱ぎ捨て、獣の本性が現れる。
カーテンが開いたままの窓辺。
砕かれた月光が照らし出すのは、若い肉体を纏ったモノ。
夜の闇とは正反対の、太陽の光を十二分に吸収した肢体。
白いシーツの波の中。
汗に濡れ愛撫に溺れる。
快感が全身を包み、下肢には滾った熱が溜まる。
指先に触れるのは冷たく熱い男の身体。
全てを溶かしてしまう。
心も身体も。
抵抗など出切るはずも無いほどに。
楔を打ち込み煽られる。
奥深く。
身体の真ん中を貫いて。
苦痛と安心をもたらす。
相反する感情を。
俺の内に植え付ける。
お前無しではもういられない。
お前無しでも生きて行ける。
そんな言葉に似ている心情。
互いの指先を絡めて確かめ合う存在。
重なる口唇。
昂ぶる心を抑えるように、高くなる熱を分け与え合う。
息が上がる。
汗が滴り落ちる。
意識が飛んで落ちてくる。
灼熱の時間を。
ただ壊れかけた月だけが見ている。
TheEND
2002/05/20脱稿
平ちゃんから見た(感じた?)H!の最中の心情…(笑)。
大浴場に置くまでも無いかなぁと思って、こっちに置いて見ましたがどうでしょうね?
今回も5月のテーマ(笑)(笑)で書いてみました。とりあえずはシリアス?
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