告知天使

 

白の天使が舞い降りる。

悪魔の微笑を浮かべながら。

ひらひらと舞う雪と共に。

炎という、真紅の服を身に纏って。

屍で彩られた地にひとり立つ。

清んだ瞳に死の影を

そう、それは死の告知天使。

 

 

黒の神が大地に立つ。

闇色の瞳をまっすぐに向けて。

青い空を切り裂きながら。

苦悩の声を響かせ嘆き。

その地に自らの血を滴らせる。

それは天の声なのか。

それとも人間の奢った思い入れだけなのか。

 

 

白と黒が交わる時。

白が赤に染まり。

黒が白に近づいてゆく。

笑顔はそのままに。

時が止まる。

 

2005.04.03(?)脱稿

 

久々に新作です。・・・新作っていいんでしょうか?こんな短くって。だいぶ前に書いていたのが掘り起こされました。・・・つまり、書いていたのに、すっかり忘れていたってことです。わはは。

 

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